ほとんどの花嫁にとって結婚式の日は人生でとても大切な日である。ほとんどの花嫁は式の間ずっと自分にスポットライトが当てられることを望んでいるし、もちろんその日は何もかもが上手くいくと思っている。ただ、花嫁になるある一人の女性はその主役を自分のペットのピットブルと分かち合ってもいいと思っている。その親友にウェディングドレスを着せる準備も整っている。
ニューヨーク州ナッソー郡に住む28歳のジェニファー・ヒンディーはニューヨーク州のノース・ヘンプステッド動物保護施設で生後5か月経ったばかりのベイリーを自身の婚約者と共に自分の家族に迎え入れた。それ以来、ベイリーはヒンディー家の一員となり、家族は彼女と一緒になんでもしようと思っている。
2019年3月にヒンディーは白いサテンのウェディングドレスをまとった自分のペットの写真を「彼女のドレスは私のより素敵」というコメントと共にフェイスブックに投稿した。
ヒンディーは7年の交際を経てボーイフレンドと婚約した時も愛しのピットブルと一緒だった。「私たちは2018年の10月31日に婚約しました。その日の朝はとても穏やかで、家で私はコーヒーを飲んでいて、私の膝の上にベイリーもいました」
ヒンディーによると、ベイリーは非常に社交的で人に会うのが大好き。2019年9月にとりおこなわれるウェディングでもきっと楽しめるだろう。「他人の車に飛び乗って、なめ回して大変なことになるかも」とヒンディーは言った。
ヒンディーは、夫婦となるその特別な日に、ベイリーをどこから見ても完璧に仕上げたいと思っている。
「正直、彼女は私の家族で、私の子どもで、そして彼女と生活することで毎日が特別になるわ。だから、彼女にドレスを着せようと思ったの」とヒンディーは言った。「私は今後子どもを持つかどうかわからないし、ただ私にとって彼女は子どもみたいなものよ」ヒンディーはハンドメイド・マーケットプレイスのEtsy shopで、ココ・アンド・ブシュカ・クチュールのバックの留め金に美しい宝石をあしらったオーガンザ生地のフリルスカートのついた白いサテンのウェディングドレスを156ドルで買った。
ベイリーは待ちわびたその日のための完璧なドレスだけでなく、完璧なポジションも手に入れている。彼女は新婦の父の隣でバージンロードを共に歩くのだ。ヒンディーはフェイスブックに冗談を投稿した。「今彼女が覚えなければいけないことは、バージンロードを歩くときにパパに飛びつかないことだけね」
フェイスブック上でヒンディーの友人たちはベイリーのエレガントな衣装に歓喜している。あるフェイスブックユーザーは「それめちゃくちゃかわいい!すごく似合ってる!すごくかわいい」と書いた。また別のユーザーからも「あらまあ、ジェン。こんなにかわいいのないわよ。あなたのは素敵だけどベイリーもほぼ同レベル。大大大好き」というコメントがあった。
だが、この可愛らしいワンちゃんが衣装を身にまとうのは初めてではない。彼女は寒空の中、外に出る時はいつでも温かく快適でいられるようにトレーナーを着ている。それに、どうやらベイリーは結婚式にデコレーションケーキにもありつけるようだ。彼女のためだけの小さな犬用ケーキが用意される。(ベイリーに対して)甘すぎだ。
この素敵なカップルにとって、幸せで楽しさにあふれたウェディングになりますように。そして、ベイリーがスポットライトを浴びてウェディングパーティーを楽しむことができますように。そのシーンの写真を早く見たいものである。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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