熱いタールに入れられ虐待された4匹の子犬、奇跡的に助かる

楽しみのために子犬を虐待するような人を想像してください。そこまで邪悪になれるとは思えませんが、ルーマニアで、そのような人間が実際にいたことを示す証拠があるようです。

北東部の都市、ヤシにあるSKY Foundationの動物保護員が、ケガをした数匹の子犬のことを聞いたとき、子犬がどのような姿になったのかについて見当がつきませんでした。

想像したよりひどい姿でした。燃やしたタールの中に故意に入れられていた4匹の子犬が、炎天下の道路に横たわっていました。

残念ながら、動物福祉の活動家が動物の虐待のケースに対処しなければならなかったのはこれが初めてではなく、かなり多くあります。実際、Sky Foundationは、楽しみのために犬を虐待し、ケガを負わせるという残酷な行為に対応するということが、その設立された理由の一部です。

財団のディレクターであるCătălin Pavaliuは、タールまみれの子犬を見つけたとき、デイリーメールにこう語りました。「このような残酷な行為を意図的に行っている人物が市内にいると考えています」。ありがたいことに、獣医のSorin Puiuによって手遅れにならないうちに犬を治療することができました。

Puiuは、燃えていたタールの粘着物によるひどい痛みがある犬に鎮痛剤を投与し、毛と皮膚からタールをほぼ取り除くことができました。ショックを受けながらも、立腹した獣医がデイリーメールに次のように語っています。1匹は左目、鼻、口すべてタールがかかっていました。私たちは動物虐待の通報機関を実際に使用しました」

虐待のはっきりした証拠があるにもかかわらず、地元の警察は全く介入しませんでした。SKY Foundationの動物福祉の支持者たちは、この動物虐待のパターンとルーマニア当局の怠慢に残念ながらあまりにも慣れています。

デイリーメールが記事に掲載したように、英国に本部のある慈善団体Paws2Rescueが、斧で犬の足を切断したり、犬を生きたまま冷凍庫に入れたりといった虐待の証拠で数千匹の犬に関心を向けさせたところ、ルーマニアは動物虐待が多発していることで有名になりました。

SKY Foundationは、このような事件で生じた怒りを利用して資金を調達し、タールに入れられた4匹の子犬に必要な援助が得られるようにし、最後には世話をしてくれ、人生のチャンスを与えてくれる愛情のある家族を見つけることができました。

また、子犬たちの回復は奇跡にほかなりませんでした。最もひどくタールまみれになっていたマイキーが、再び目が見えるようになるかどうか深刻な懸念がありました。しかし、献身的に世話をした後、SKY Foundationは、Facebookで「マイキーは両目の視力に支障はなく、1か月前は私たちの中で一番楽観的な者でも無謀とも思える夢でした」と発表できたのです。

 

ただ、子犬たちが回復したからといって正義を望む気持ちはなくなりませんでした。継続的な寄付を求め以下のようなメッセージを掲載しています。

「動物の命を憎んだり、非常に軽視することが多い国で、SKY Foundationの素晴らしい活動を継続的に行うために支援をお願いします。当局からは支援を受けていないのです」

(大紀元日本ウェブ編集部)

 

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