Pixabay

日本の昔話:あの世から生き返った利荊女

奈良時代、河內国に利荊女という人がいました。彼女は幼い頃から心身が清らかで、悟性が高く、仏法を尊ぶ心を持っていました。彼女はいつも家で仏経を誦しましたが、行き来する人たちはみんな彼女の読経を聞くのを楽しんでいました。

利荊女は仏経を写すのが好きで、写した仏経が家にたくさんありました。しかしそのうちの三つの手写しの仏経がなくなり、どこにも見つかりません。利荊女は誰かに盗まれたと思いました。

ある日の夜、利荊女は何の病気もないのに突然死にました。その後、閻魔大王のところに行きました。閻魔大王は彼女を見ると、席から立ち、利荊女を席に着かせ、言いました。「あなたの仏経を読む時の声がとても美しいと聞いた。わしはあなたの読経の声を聞きたくてここに誘ったのじゃ」

▶ 続きを読む
関連記事
「いい塩梅」の語源は、文字どおり塩と梅。梅を漬けると生まれる梅酢と塩の加減から生まれた言葉は、やがて人間関係や国を治める知恵を表す言葉へと広がっていきました。
寛大な人は特別な性格だからではなく、周囲の人の気持ちや変化に気づく力が高いのかもしれません。研究が示す「寛大さを育てる方法」を紹介します。
慢性炎症は、老化や糖尿病、認知症など多くの病気の背景にあると考えられています。専門家が、免疫バランスと腸内環境の関係、そして健康寿命を延ばすために今日からできる習慣をわかりやすく解説します。
肩や首の痛みの原因と対処法を、リハビリ専門医が解説。正しい座り方・枕の選び方・毎日できる3つのストレッチで、慢性化する前にセルフケアを始めましょう
30代、40代のビタミンD不足が、将来の脳の健康に影響するかもしれません。最新研究では、認知症の症状が現れる何年も前から脳に変化が起きる可能性が示されました。今からできる対策をわかりやすく紹介します。