ウガンダ専門家、中国による債務トラップに警鐘「すでに危険な水準」

アフリカのウガンダ共和国議会の委員会は、中国からの借入を縮小するよう政府に求めた。議員たちは、東アフリカ諸国が抱える対中債務は過大な負担になると懸念している。

8月29日、国民経済委員会は声明で、「中国の融資が非譲許的なものであるため、国の債務負担は急速に増えることになる」と警告した。

債務と貧困に関する国家政策提言組織ウガンダ債務ネットワーク(UDN)によると、同国は現在、中国に対して30億ドル以上の借金を抱えている。多くは、道路や水力発電ダムの建設といったインフラプロジェクトのための資金調達から生じた。

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