有名なブランドのロゴマーク その裏に隠された秘話
多くの人はロゴを見るだけでお気に入りのブランドを特定できるでしょう。ブランドは大量の時間やお金をかけて、世界的に認知されるようなロゴを作り上げています。ここではいくつかのブランドのロゴと、その裏に隠されている話をご紹介します。
1. ウィキペディア
「Wiki」はハワイ語で「迅速」を意味し、この接頭辞と「百科事典」(Encyclopedia)という単語の組み合わせが由来になっています。ちなみにロゴに含まれる各パズルのピースは多言語を表しています。各ピースには異なる言語の文字や記号が描かれており、パズルが欠けている部分は、未だに得られていない知識や言語の存在を示唆しています。
2. アップル
リンゴが欠けているのが印象的なロゴですが、実はこのリンゴの噛み痕には深い理由は存在しません。ロゴをデザインしたデザイナーによると、普通に丸いままだとインパクトがなく、噛んだ痕を残した方がリンゴらしいからという単純な理由だそうです。
3. ナイキ
ナイキのオーナーであったフィル・ナイトは、ある大学生に35ドルを支払ってロゴを作成させました。それが現在でもおなじみの「スウッシュ」と呼ばれるロゴです。これはギリシャ神話に登場する勝利の女神であるニケの翼をモチーフにしています。
4. アンドロイド
可愛らしい緑色のロボット型のロゴは、デザイナーによると、公共のトイレでよく見るロゴにヒントを得たということです。
5. スターバックス
スターバックスというと両方のヒレを掴んでいるマーメイドの姿を想像されることでしょう。当初のデザインには全裸のマーメイドが描かれていましたが、それは相応しくないという理由から、現在のロゴに変更されています。
6. ペプシ
実はペプシのロゴは「黄金比」に基づいてデザインされています。そのために見るものを自然と惹きつけるのでしょうね。
7. ラコステ
ラコステの創業者であるレネ・ラコステは、ある試合でワニ革のスーツケースを賭けて試合に挑みました。試合には残念ながら勝てなかったものの、ある記者が彼の戦いっぷりを、「まるでワニのようだった」と称賛したことをきっかけに、ワニがロゴとして採択されました。
8. BMW
このロゴの起源には諸説がありますが、ニューヨークタイムズ紙によると、この青色と白色の組み合わせは異民族の旗に由来しているようです。
このように、身の回りに何気なく存在するロゴにも、様々な背景があるということがよく分かりますね。
(大紀元日本ウェブ編集部)