習近平氏が「内部の反乱」に警鐘 四中全会を控え反対勢力を牽制か
中国共産党理論誌「求是」は2日、習近平総書記が昨年行った演説の内容を掲載した。習氏はこの演説で、「防止禍起蕭墻(内部から起こる災いを防ごう)」と強調した。前日の1日に政権樹立70周年の軍事パレードが行われたばかりだった。一部の専門家は、習近平氏が不安視する内部の反対勢力は習氏の地位を脅かしていると指摘した。今月に開催予定の四中全会を前に、同氏の強硬発言は反対勢力への警告だとみられる。
演説は習近平氏が昨年1月5日、党中央政治局委員や各省の高官に対して行ったものだ。習氏は、「百足の虫は死して僵れず(支持する者や加勢する者が多ければ、なかなか滅びない)」「まず内から消滅させてはじめて、徹底的に打ち負かすことができる」と党内の反対勢力に強い警告を発した。
米ラジオ・フリー・アジア(RFA)は9日、評論家・未普氏の評論記事を掲載した。同氏は、「求是」が習氏の1年以上前の発言を再び持ち出したことは「過去20カ月、習氏らが党内の権力闘争の激化を回避できなかったことを浮き彫りにした」との見方を示した。
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