(Illustration - Shutterstock)

教頭と自閉症の生徒との感動的な一枚

知的な面や発達に遅れが見られる子供たちは学校に上手く馴染めないことがよくありますが、周りの環境によって、そういう特別な手立てが必要な子供たちの学校生活がよりよくなることは大いにあります。そういう子供たちへ周りの大人が、配慮をしたり愛情を示してあげたりすることで、子供たちが生き生きと学校生活を送れるようになるのです。

ガーフィールド小学校に通う8歳のLJ・コンプトン君はダウン症自閉症を患っています。

障害のせいで多動が見られ、集中力に欠けるLJ君ですが、ガーフィールド小学校には彼を理解してくれる素晴らしい先生がいるので、とても幸せな学校生活を送れています。

2019年、この小学校にジョン・スミスという新しい教頭先生が赴任してきました。ジョン先生は自身にも幼い子どもがいるためか、LJ君の扱いがとても上手でした。

ある日、スクールバスが遅れて待ちくたびれたLJ君は道端に寝そべってしまいました。すると、ジョン先生はなんとLJ君がしたのと全く同じように一緒になって道端に寝そべったのです。その様子を同じ学校のアンバー先生が写真に収めていました。

LJ君の母親はすぐにその写真をフェイスブックにアップし「この写真大好き!ジョン先生は息子の気持ちになって寄り添ってくれる素敵な先生です。こういう先生がいるからこそ、自宅からは遠いけれどこの学校に通っているんです」と投稿しました。

アンバー先生も、母親のこの投稿を嬉しく思い「私も今までこんな感動的なシーンは初めて見ました!本当に感動しました」とコメントしました。

この投稿がSNSで拡散し、1000以上の「いいね!」があり、LJ君の母親もとても驚いています。LJ君の母親のフェイスブックのページには、ジョン先生への称賛のコメントが多数寄せられました。

©Facebook | Steph Compton

特別なケアが必要な子供を理解し、大きな心で情熱を持って接してくれるジョン先生のような素晴らしい先生が学校には必要です」というコメントや「学校の先生はすべてジョン先生のようにあるべきです。そういう先生が子供たちには必要です」というコメントを残してくれた人もいたそうです。

LJ君は心の通じ合う先生がいてくれて毎日楽しい学校生活を送れています。

(大紀元日本ウェブ編集部)

関連記事
ほうれん草は栄養満点のスーパーフード。目の健康や心臓病予防、がん対策、さらにはダイエットや肌のアンチエイジングにも効果が期待できます!食卓に取り入れて、健康的な毎日を目指しませんか?
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
世界中の美しいカフェ10選を巡る旅へ。歴史と芸術、文化が交錯する特別な空間で、至福の一杯を味わいませんか?
吉祥寺マルイにて、台湾が誇る漢方食材や東洋の叡智を感じられる商品を販売します。さらに、台湾ならではの味を楽しめ […]
インドの若きモデルマネージャーが語る、ファッション業界で輝き続ける秘訣。「真・善・忍」の実践がもたらす内面の美と成功への道とは?