code404 / Pixabay
発願して再び現世に戻る

『 宇治拾遺物語』:写経のため、地獄に落ちた能書家 中

 

藤原敏行は、平安時代前期の歌人,書家です。書は空海に並ぶと言われるほどの書道の大家でもあり、立派な人だと思いきや、『宇治拾遺物語』では、食い気と色気にほだされて地獄に落ちた様子が描かれています。

この前、行き会った二百人の軍隊は目を怒らし、敏行を恨めしく見つめていました。敏行は怖くて震えながら

「本当に助かる方法はないでしょうか」と、再び獄卒に聞きました。獄卒は「四巻経を書き奉る旨、今すぐ発願せよ」とひそかに言うので、敏行は、今まさに門をくぐるというところで、「自分の罪科は四巻経を書き供養して贖う」と願をかけました。

▶ 続きを読む
関連記事
座席の倒し方から衛生面、機内への持ち物まで。飛行機を快適に利用するために、客室乗務員が教える8つの注意点を紹介します
ストレスが続くと、睡眠や体の回復力にも影響が及びます。中医学の医師が教える、心身の負担を和らげる2つの対処法を紹介します
睡眠時無呼吸の治療は、マスクを使う方法だけではありません。舌を動かす神経に働きかける治療法とは? その仕組みと効果、注意点を紹介します
チョコレートの香りを嗅ぐだけで、筋トレの回数が増える? 小規模な研究で示された意外な結果から、香りと運動能力の関係を探ります
デイジーを抱きしめ、幸せそうに目を閉じる小さなリス。世界中の人々を笑顔にした奇跡の一枚には、写真家の忍耐と偶然が重なっていました