中国、体重21キロの女子大生が死去 弟の治療費のため「おかずは唐辛子だけ」

弟の治療費のため、極貧生活を強いられた中国の女子大学生、呉花燕(ウー・ファイェン)さんは1月13日午後、死亡した。24歳の呉さんは体重わずか21キロだった。

中国メディアによると、呉さんは貴州省銅仁市の貧しい村の出身で、同省にある大学、「貴州盛華職業学院」に通う3年生だ。4歳の時に母親を、18歳の時に父親を亡くした後、祖母、そして叔父家族とともに生活していた。叔父から月300元(約4800円)の支援をもらっていたが、その大半を弟の治療費に充てていたという。呉さん自身が毎日使える生活費は2元(約32円)しかなかった。

呉さんは生前、メディアに対して、「高校の時が一番大変だった。あの時、一日の食事は蒸しパン1個だけだった。それから、味付け唐辛子が安いから、唐辛子をご飯にかけて食べ始めて、この食生活が5年間続いた」と話した。

▶ 続きを読む
関連記事
福建省漳州刑務所に収容されていた元収容者が、劣悪な生活環境、強制労働、体罰、政治教育の実態を証言した。中国の刑務所における人権侵害の一端が浮かび上がっている
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている
EVやAI、海外の港への投資まで軍事戦略と一体化。中国が進める世界規模の構想とは?
習近平政権は「反腐敗は長期戦」と強調。しかし内部関係者は、「本当の狙いは不忠な幹部の排除だ」と指摘する