【紀元曙光】2020年2月2日

前稿の続きを書く。10日前まで何もなかった場所に、病院らしきものはできるのかも知れない。予定では明日、2月3日完成となっている。

▼言うまでもないが、いま武漢の現場で、自分の命も危険に晒しながら奮闘している医療関係者には敬意を表すべきだろう。ただし、その人々が中国共産党員でないことを願う。党のヒモつきではなく、誠実な医療人として激務に立ち向かう人々の安全を、筆者は衷心から祈っている。

▼中国政府傘下あるいは中国共産党系のメディアを覗くと、いま多くの医師や看護師が志願して「入党」しているという。それらの新党員が赤い共産党旗に鼓舞されて防疫の「第一線」に送られていく場面が、まるで出征兵士の壮行会のように、英雄的に報じられている。筆者にとっては、吐き気がするような演出だが。

▼つまりは見世物なのだ。第二次大戦後の平時において、8千万人とも言われる自国民を異常死させ、さらには法輪功学習者やウイグル人など罪なき人々から臓器を収奪する悪魔的医療ビジネスをやった中共は、その醜悪な顔を仮面で隠して、死に物狂いで善人を演じるのである。

▼もはや半世紀前の中国ではないので、多くの中国人の心は、すでに中共から離れている。ところが(今回の病禍は大きな不幸だが)非常時になると、中共は「ここぞ見せ場」と思うのか、実にわざとらしい奇妙な動きをするのだ。

▼もっとも今回の場合は、あまりにも状況が深刻なので、政権存亡の危機ととらえているに違いない。ほめる意図はさらさらないが、中共は見世物がうまい。病院作りも、その類である。

▶ 続きを読む
関連記事
豆の色は五臓と深く関係し、体質に合った豆を選ぶことで免疫力や体調を整える助けになります。あずき、緑豆、大豆、フジマメ、黒豆の特徴と活用法を紹介します。
高速道路脇でくつろぐ巨大グリズリー——偶然の出会いが生んだ奇跡の一枚。カナダ・バンフの大自然と、野生動物の意外な素顔に心が和む写真ストーリー。思わず見入る体験談です。
「自分を大切にする」とは、甘やかすことではない——快適さに流されがちな時代に、本当の自己愛とは何かを問い直す一編。心と生き方を整える、少し厳しくも深いヒントが詰まっています。
自閉症は「一生変わらない障害」だと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。最新研究と専門家の見解から、発達の仕組みや改善の可能性、早期介入の重要性を丁寧に解説します。理解が深まる一編です。
がん細胞は糖だけでなく、脂肪やアミノ酸など複数の燃料を使い生存します。研究者は、この代謝の柔軟性を断つ新たな治療戦略に注目しています。