【紀元曙光】2020年2月3日

人は本来、善良であると信じたい。ところが、ある種の邪悪に操作された異常社会において、人はとんでもなく罪深い行動に走る。

▼今の中国では、上級の人間からして性根が腐っているから、社会が正常に機能するわけがない。上級とは、人の本質の上下ではなく、中国大陸の隅々までガン細胞のように巣食った共産党組織の上級、つまり党幹部のことだ。

▼言うも虚しいが、「為人民服務」というスローガン通りならば、幹部が率先して、人民のために自己犠牲たるべきではないか。もちろん、そんな党幹部は絶無であるし、いたとしても演技に過ぎない。

▼実態は正反対で、一般の人々が病院で全く診てもらえない情況のなか、ある幹部は(もちろん地位的権力を使ってだが)グロブリンなど免疫力を上げる注射を優先的に打ってもらっているというのだ。

▼党の地方幹部のなかにも肺炎による死者が出ている。情況が深刻化していることは疑いないが、その中国共産党という悪魔的組織のなかにも階層があって、最下層の新人党員である若い医者などは、勇士とおだてられ最前線へ送られている。

▼「懲罰」として最前線行きを命じられることもある。最も早期に新型コロナウイルスによる肺炎を察知し、SNS上に情報発信した8人の医師が、武漢の公安当局から「デマを流した」として処罰された。医師8人のうち、1人は重度の肺炎を発症。他の7人は患者の治療に当たっている。以来、病原の初期について、知っていても告発する医師はいなくなった。今回のもう一つの病原が、隠蔽体質というウイルスであることは疑いない。   

 

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