米医療専門家「数週間のうちに米国で感染者急増の恐れ」 早期対策促す
米医療専門家は2月12日、米国では数千人が新たにコロナウイルスに感染し、数週間のうちに感染者が急増する可能性があると警告した。
公衆衛生と安全保障について米連邦議会に助言するシンクタンク「バイオディフェンス超党派委員会」のアッシャ・ジョージ(Asha George)事務局長は12日、米上院国土安全保障・行政委員会に出席し、米国は数千人に及ぶコロナウイルスの感染に備えるべきだと述べた。
5人の専門家がパネリストとして委員会に出席した。
関連記事
妊娠中にCOVID-19に感染した母親の子どもは、3歳までに自閉症など神経発達障害と診断される割合が、感染しなかった母親の子どもよりリスクは上昇するが、全体としてのリスクは低いと研究者は強調している
新型コロナの新変異株NB.1.8.1がEU域内で今後拡大する見通し。現在米国では感染の3割以上を占め、中国で急拡大した株でもある。
中共疾病予防管理センターの発表によれば、新型コロナウイルス(中共ウイルス)の確定患者数は全国的に数週間連続で増加し、陽性率は22.8%に達した
中国共産党は新型コロナウイルスの流行がすでに沈静化したと主張しているが、各地では依然として死亡者数の高止まりが続いており、社会的関心が高まっている。亡くなっているのは高齢者に限らず、若年層や医療従事者にも広がっている。
中国各地でコロナ感染が再拡大し、住民や医師からは実態が公式発表を大きく上回る深刻な状況との報告が相次いでいる。