大紀元が入手した内部文書(大紀元)

<独占>山東省の内部文書を入手 感染者が政府発表の数倍〜52倍

大紀元がこのほど入手した山東省衛生保健委員会(保健委)の内部文書によると、実際の中共肺炎(新型肺炎)の感染者数は政府発表の人数の数倍にのぼるという。

同省保健委が2月20日に発表したデータによると、19日に新たに2人の感染が確認された。しかし、同省疾病予防コントロールセンターが保健委に提出した全省検査統計の日報によると、同日、省内の各疾病予防コントロールセンターと病院が行った中共ウイルス(新型ウイルス)検査で陽性反応が出たのは49件だ。

山東省21日の中共ウイルス検査結果総表では、20日、陽性反応があったのは274人。そのうちの1人は以前、すでに陽性を確定し、確認のため検査を受けたため、それを差し引いて同日の感染者総数は273人で、政府発表の202人より71人多い。

また、2月8~22日まで各医療機関から報告された当日の陽性反応検出件数は少なくとも政府発表件数の1.36倍であり、多い日は52倍に上っている。

2月8~22日までの感染者累計数について、内部文書に記された実際の数字は政府発表の2.4倍に当たる。

大紀元が入手した山東省の内部文書。毎日の感染者数と累計数(大紀元)

中国メディア2月7日は中国医学科学院・王辰院長の話として、「核酸検査法(PCR)は30-50%の陽性しか検出できない」と報じた。

(編集翻訳・李沐恩)

関連記事
世界保健機関(WHO)は、人々の健康促進に取り組んでいると自称している。しかし、新型コロナの対応において、中国共産党の代弁者として振る舞い続けたなどの理由で、WHOの中立性が疑問視されている。
米疾病対策センター(CDC)は、現在検討中の新型コロナウイルス感染症に関する新指針で、感染者への5日間の隔離推奨を撤廃する方針だと、13日付の米紙ワシントン・ポスト(WP)が報じた。
昨年発表されたある症例研究では、コロナワクチン接種が抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎の発症を誘発し、多臓器を損傷する可能性があることが示された。
ワクチン接種の普及に伴い、コロナワクチンに関連した副作用や有害事象の発生が明らかに増加している。研究では、コロナワクチンとたこつぼ心筋症(一時的な心筋障害)との潜在的な関連性がある可能性が明らかにされた
2021年下半期以降、公務員の給与削減の波は中国のほぼすべての省に広がり、手当やボーナスのカット・廃止も行われている。事情に詳しい市民が大紀元に語ったところによると、給与削減の波は公務員から軍隊、軍事工業研究機関にまで広がっているとのこと。