中国SNS、中共肺炎の検閲「昨年12月にすでに開始」=カナダ研究団体
インターネット検閲を監視する国際団体「シチズンラボ」(本拠地=カナダ トロント)は3月3日の報告書で、中国の各SNSは昨年12月から、すでに中共肺炎(新型肺炎)に関する投稿を検閲していたと指摘した。
同ラボは中国大手IT企業テンセント(Tencent)が運営する無料インスタントメッセンジャーアプリ「WeChat」とライブ動画配信サービスを手がける「YY」(歡聚時代)の昨年12月~今年2月までの監視動向を分析した。
報告によると、この期間中、検閲対象となったキーワードは「渡航勧告」「人から人への感染」、そして習近平国家主席と地方幹部に批判的な言葉、中共ウイルス(新型ウイルス)の政策に関する言葉などが含まれている。マルコ・ルビオ米上院議員(共和党)は中国共産党の隠蔽が世界を危険にさらしたと批判した。
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