湖北省で1歳6カ月の男児が餓死 町封鎖で食料品届かず
湖北省孝感市で14日、1歳6カ月の男児が自宅で死亡したことがわかった。死因は餓死だと見られ、すでに死後数日が経っていたという。
近くの住民がソーシャルメディアに書き込んだ情報によると、男児は母親との二人暮しで、母親には精神障害がある。同日午後、母親が自宅を出て見知らぬ住民から食料を奪ったため、政府幹部が自宅を訪れたところ、男児の遺体を発見したという。
孝感市は同省内でも中共肺炎(武漢肺炎とも呼ぶ)の感染拡大が深刻な地域で、1月24日に街全体が封鎖された。政府は地域ごとに食材や生活用品をまとめ買いし、宅配している。住民らの書き込みによると、男児の自宅には食材が届いていなかったという。
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