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茂みから微かな泣き声を聞いた「守護天使」

エリシア・ローブはインディアナ州ロウェルの美しい住宅に家族と住んでいます。アメリカのトップ記事に載ったのは、エリシアがわずか9歳のときでした。何をしたかというと、小さな命を守った守護天使として称賛されたのです。

それが起こったのは、エリシアが家で遊んでいるときでした。2016年7月の月曜日、突然外に出るように駆り立てられるような気持ちを感じました。エリシアは当初、頭の中で声を聞いたと思ったようです。そして、外に出たいという感情はさらに強くなりました。

エリシアは「神様は不可思議な方法で移動する」という聖書の言葉を思い出し、裏庭に行きました。そこで微かな「泣き声」が茂みの方から聞こえてきました。

エリシアは音のする茂みの方に行き、葉をどけると、そこには赤ちゃんがいたのです。

びっくりしたエリシアは母親であるハイジを呼びに行きました。ハイジは最初エリシアが白昼夢にあったと思ったそうです。しかし、赤ちゃんを目にすると、すぐに赤ちゃんを抱きかかえました。

赤ちゃんはへその緒と胎盤がまだついたままで、蛆が赤ちゃんの裸の体中を覆っていましたが、赤ちゃんは泣いており生きていました。ハイジは娘たちに救急車を呼ぶように言いました。

 

警察が現場に到着し、赤ちゃんの状態を調べました。赤ちゃんは数時間から1日取り残された状態だったようです。赤ちゃんの皮膚は日焼けしていましたが、それ以外は問題ありませんでした。

保安官たちは赤ちゃんを「奇跡の子」と名付け、エリシアは赤ちゃんの「守護天使」だと言いました。

病院に運ばれた赤ちゃんは日焼けの治療を施された後、保護施設に移されました。赤ちゃんの母親の身元は後の捜査で判明し、母親は近所の未成年の少女でした。

幸運なことに、「奇跡の子」は信心深いエリシアの素早い判断で助かったのです。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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