働く人のストレス対策 カラフルな服や小物で工夫を
肩こり、頭痛、食欲不振・・・不快な症状は、ストレスが原因かも。最近増えているうつ病も、職場での人間関係やストレスに起因することが多いといわれています。服の色によって、ストレスを緩和する方法をご紹介しましょう。
研究によると、紺色の服を着るとストレスが減少し、心が落ち着くといいます。いつも予定がびっしりと詰っていて、心理的なプレッシャーが大きい人は、紺色の服を着ると気持ちが安定するでしょう。ただし、ノイローゼ気味の人は悪化することがあるので、紺色に多く接触することは避けましょう。
一方、灰色のシャツは個性を抑える潜在的効果があります。また、黒のスーツとブルーのネクタイには、人に信頼感を与える効果があります。
黄色は人の脳を活性化し、積極的な人柄にするため、コミュニケーション能力が伸びます。このため、取引先との会合が入っている時は、黄色を使った服やネクタイの着用をお勧めします。
オレンジ色は明るく、楽しい雰囲気にし、パワーに満ち溢れた印象を与えます。オレンジ色のユニホームを着ると、社員同士が一体感を感じられるでしょう。
優しいピンクは人を落ち着かせ、心地よくさせます。怒っている人がジッとピンク色を見つめていると、興奮からさめてきます。プレッシャーを感じている人たちには、ピンクの服も効果的です。
緑は大自然の色。この色も、人をリラックスさせる効果があります。目の疲労解消に利き、職場での集中力を高めるので、仕事の能率が上がります。
そのほか、淡いブルーや淡い黄色、オレンジなどは穏やかな気持ちを抱かせます。
カラフルな服や小物を上手に取り入れて、涼やかに職場ストレスを乗り切りましょう。
(謝小均 / 翻訳編集・山田)
関連記事
「ただの風邪」と油断していませんか?芸能人の突然死で注目を集めるインフルエンザの脅威。高リスク層が今すぐ知るべき予防の鍵とは?
古代から記憶力や健康維持に重宝されてきたローズマリー。現代の研究でも、認知機能の向上やストレス緩和、抗菌・抗炎症作用など多くの効能が科学的に裏付けられています。
自分に大声で話しかけることで、パフォーマンス向上や学習効果、ストレス軽減に役立つことが心理学者によって証明されています。心理学的な利点を知り、実践してみましょう!
SNSでの「ドゥームスクロール」が心身に与える影響と、ネガティブな情報から自分を守る方法を紹介。ポジティブな選択でストレスを軽減し、前向きな生活を実現しましょう。
ストレス食いを防ぐために、社会的サポートや運動が効果的だとする研究結果を紹介。感情的な食欲を抑える方法を学んで、健康的な食習慣を身につけましょう。