黒龍江省のハルビン第二病院で集団感染が発生したことを受けて、現地当局は各市町村に対して防疫管理の強化を行うよう「工作建議」を通知した(大紀元資料)

<独自>閉鎖されたハルビン第二病院 監獄スタイルの管理=黒龍江省内部文書

黒龍江省では最近、中共ウイルス(新型コロナウイルス、COVID-19)が再流行している。このほど、大紀元が入手した省の伝染病予防に関する内部文書によると、中国共産党はハルビン市第二病院に「出入り禁止、出所禁止」の措置を取り、警官が24時間監視する、監獄スタイルを実施していたことが明らかになった。

4月20日、中国メディアは、感染症が発生したハルビン市第二病院は閉鎖されたと報じた。大紀元が入手した黒龍江省共産党委員会の疫病予防に関する機密文書によると、当局は通常の閉鎖管理だけでは不十分と判断し、より厳格な管理を行うとする「工作建議」(提案書)を発表した。

4月24日付けの機密文書には特別至急の措置として出したこの提案書には、ハルビン市第二病院の院内感染が発生した主な原因は、病院の防疫に対する問題意識、内部伝染病の規定、一部の医療関係者の防疫意識がそれぞれ不足して、監督管理が行き届いていなかったことにあると指摘している。

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