米政府、中国外交官の大幅削減を要求か スパイ対策の一環で
米政府は中国に対し、米国内の外交官の数を大幅に削減し、中国に駐在している米国人外交官と同じ水準にするよう命じる可能性が出ている。
ワシントン・タイムズ紙28日付の報道によると、米国務省高官は「中国のスパイを調査するため連邦捜査局(FBI)は捜査員2000人を投入しており、その負担を軽減するためでもある」と述べた。それ以外にも米外交官が中国で「平等な待遇」を受けられるよう要求する。 米中当局は相手国の領事館を閉鎖した後、外交官の「対等な扱い」に関する協議を先週始めたという。
FBIのレイ長官は先月の演説で、「FBIは今、10時間ごとに、中国が絡む新たな対スパイ活動を開始している。全国で進行中の5000件近い対スパイ活動のうち、半数近くは中国と関係している。中国スパイの攻撃する主な標的は、中共ウイルス(新型コロナウイルス)を研究する米医療機関や製薬会社、学術機関だ」と話した。
関連記事
台北101を見下ろす中国軍ドローン。
中国軍「ここまで来ている」?
実際に使われたのは、台湾側が公開している固定カメラ映像
「不可抗力」で消えたライブ。
その言葉が示したのは天災ではなく、市民の拒否だった。
アラン・ユー事件後、中国芸能界で何が起きているのか
中国国営テレビが文化番組で捏造取材。名門一族の子孫とされた出演者を直系子孫が全面否定。文化財消失疑惑の最中に起きた不自然な演出が波紋を広げている。
中国国営テレビの旧正月番組で発表された公式キャラクターが、思わぬ議論を呼んでいる。なぜ祝福の演出が、不安や終末の連想につながったのか。
夜9時、街が揺れるような爆音。
多くの住民が同時に聞いたのに、当局の説明は「通報なし」だけだった。
何が起きたのか、なぜ語られないのか。
中国・河南省で広がる不安。