次期駐日本米国大使ワインスタイン氏「自由で開かれたインド太平洋を推進」

8月5日、米上院外交委員会で、人事案承認をめぐる公聴会がオンライン形式で行われた。駐日本米国大使に指名されている有力シンクタンク・ハドソン研究所所長ケネス・ワインスタイン氏は事前原稿で、安倍首相が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」構想の推進などを踏まえ、これまで以上に日米関係が緊密になっていることを強調した。

ワインスタイン氏の日本大使就任は、上院の承認が必要となる。同氏は、日本と米国の緊密な安全保障協定で最も注目すべきは、両国の戦略政策文書である米国の国家安全保障戦略(2017年)、国防戦略(2018年)と日本の防衛計画ガイドライン(2019年)とは連動している点だとした。

「自由で開かれたインド太平洋の推進に関する幅広い連携は、2016年8月に安倍首相が最初に発表し、2017年11月にトランプ大統領が適応させた概念」として、日米の安全保障上のパートナーシップはこれまで以上に緊密になっていると語った。

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