南オーストラリア州の上院議員は同州にある中国領事館の閉鎖を求めている。写真はシドニー湾に浮かぶ、オーストラリア海軍の気動車と電気駆動の潜水艦、コリンズ・クラス。参考写真(PETER PARKS/AFP via Getty Images)

豪議員、中国領事館の閉鎖を求める、中国スパイによる軍艦情報窃盗を懸念

南オーストラリア州の上院議員は、外国スパイが同国の海軍造船計画に「極度の脅威」を与えるとして、重要な海軍プロジェクトの近くにある同州のアデレード中国領事館の閉鎖を求めた。

ザ・アドバタイザー(The Advertiser)の報道によると、オーストラリア国防省は、「非常に活動的な外国スパイ」が海軍の造船プロジェクトの情報を求めていると懸念を表明した後、同州の無所属上院議員レックス・パトリック(Rex Patrick)氏は、「閉鎖が必要だ」と述べた。

同議員はまた「アデレードの中国領事館が、わが国の主要な海軍建設プロジェクトや、国防科学技術機構(DST)の近くに位置することは、本国の国家安全保障上の利益にはならない」と説明した。

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