ブラジル大統領、中国製ワクチン認めず 「国民はモルモットではない」

ブラジルのボルソナロ大統領は10月21日、中国製の中共ウイルス(新型コロナウイルス)ワクチンを購入しないことを明らかにした。

同日、ボルソナロ氏は自身のフェイスブックとツイッターで「私の政府にとって、どのワクチンも、公衆に提供するために保健省と国家衛生監督局(ANVISA)の科学的認証を受けなければならない」とし、「ブラジル国民は誰のモルモット(実験動物)にもならない」と投稿した。

サンパウロ州のジョアン・ドリア知事は20日、州政府は北京拠点のシノバック・バイオテック社(科興控股生物技術、以下「シノバック」)が開発中の新型コロナウイルス向けワクチン「CoronaVac(コロナバック)」4600万回分を購入することで合意した、と明らかにしたばかり。

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