世界各地の法輪功学習者は、29カ国政府に迫害加担者リストを提出し、制裁を求めた。オーストラリアの首都キャンベラで撮影した万国旗(大紀元)

国連人権デー 法輪功学習者、29カ国政府に迫害加担者リスト提出 制裁求める

中国共産党政権による法輪功への迫害は21年が経過した。12月10日の国際人権デーに合わせて、法輪功学習者は迫害加担者リストを29カ国政府当局に提出した。

提出先は米、仏、英、ドイツ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国、台湾、メキシコなど各国政府。リストに実名掲載されたのは、迫害政策を系統的に指揮し、実行する組織の代表や指導者などだ。

最新の迫害者リストには、政治局常任委員の韓正、政治法務委員会書記の郭声琨、最高裁判所主席の周強、中央規律検査委員会副書記の劉金剛、中国共産党中央委員会副主任の傅政華などが含まれている。ほかにも、国家安全保障局や刑務所、再教育施設の所長などの名前が記されている。

▶ 続きを読む
関連記事
黒タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
中国SNS「ウェイボー(微博)」で異例の凍結ラッシュ。「于朦朧事件」に触れた人は次々と凍結され、利用者の怒りが高まっている。