米、メコン川観測情報サイトを運営開始、上流で放流しない中国に対抗
米政府が一部の資金を提供したメコン川(中国名は湄公河)水資源観測情報サイト(https://monitor.mekongwater.org)は12月15日、正式に運用開始し、同川のモニター観測情報を発信し始めた。米国務省の高官は、同サイトの運営でメコン川水資源情報の透明性が一段と高まると示した上で、昨年以降、カンボジアなどの下流地域の各国が干ばつに見舞われたにも関わらず、中国当局は上流にあるダムを放流しなかったと批判した。
米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)などによると、米シンクタンク、スティムソン・センター(The Stimson Center)と環境調査会社のアイズ・オン・アース(Eyes on Earth)は15日、オンライン会議で同サイトについて紹介した。
スティムソン・センターのメコン川ダム観測プロジェクト責任者、ブライアン・アイラー(Brian Eyler)氏は、中国当局がメコン川上流の瀾滄江で大規模なダムや発電所を建設しているにもかかわらず、下流地域の各国に情報を提供せず、住民の生活に不便をもたらしたと批判した。
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