強制臓器収奪に関与、米国住民が医師の親族を告発
中国共産党政権が主導する強制臓器収奪を調査する国際NGO団体、法輪功迫害追跡国際組織(WOIPFG)は昨年12月29日、4年前、中国系米国人が行った証言を公開した。リフォーム・塗装業を営む陸樹恒氏(70)は2016年、中国国内の医師である親族が、伝統気功グループ、法輪功の学習者に対する強制臓器摘出に関わったと告発した。
米中国語ラジオ放送「希望の声」は16年9月の番組で、WOIPFGの汪志遠会長を招き、法輪功学習者に対する強制臓器摘出について取り上げた。番組中、上海出身でカリフォルニア州に在住の陸樹恒氏が電話をかけてきて、中国当局の臓器狩りに関して直接告発したいと話した。
同年10月2日、陸氏は「希望の声」本部へ行き、取材に応じた。陸氏を保護するために、取材内容を4年間公開しなかった。
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