中国版ホロコーストを生き残った彫刻の巨匠
アメリカ在住の張崑崙さん(79)は、中国で最も優れた彫刻家として、世界で数々の賞を受賞し、中国政府からも多く名誉を与えられた。しかし、当局による法輪功(ファルンゴン)への弾圧が始まった後、学習者でもある彼の人生は一変した。
法輪功は「真・善・忍」に基づいた中国古来の佛家修煉法で、1999年7月に中国当局は学習者の人数の多さに脅威を感じ、弾圧に踏み切った。
カナダ国籍を持つ張さんは多くの学習者と同じく強制労働収容所に投獄され、拷問を受けた。その後、カナダ政府と国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの救出活動で、2001年1月10日に釈放されてカナダに帰国し、のちにアメリカに移住した。
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