話題の音声アプリ「クラブハウス」に潜む危険性とは(Photo by Odd ANDERSEN / AFP) (Photo by ODD ANDERSEN/AFP via Getty Images)

人気音声アプリ「クラブハウス」中国当局がデータ利用する恐れ=スタンフォード大学研究

米スタンフォード大学の研究機関「スタンフォード・インターネット・オブザバートリー(SIO)」は12日、日本でも人気急上昇中の招待制音声アプリ「クラブハウス(Clubhouse)」に関する報告書を発表した。報告によれば、このアプリの仕組みは中国国内企業が作成しており、利用者の音声データは中国政府に利用される恐れがある。

 

スタンフォード大学の研究機関SIOの報告書によれば、クラブハウス利用者のID等は暗号化されておらず、音声技術を提供する企業が音声データを中国本土経由で送信していることが明らかになった。SIOの研究者は、これまでの中国共産党政権によるソーシャルプラットフォームに対する対応を考えれば、「クラブハウス」での発言に基づいて、利用者を罰するかもしれないと推測している。

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