土壌除染に植物利用 岩手大など「セシウム吸収タンパク質」を発見 世界初
岩手大学と他大学からなる研究チームは、セシウムを効率的に吸収する植物タンパク質を発見し、植物を用いて放射性セシウムで汚染された土壌を浄化する可能性を示した。同研究結果は、米国の科学雑誌「Molecular Plant」が2月13日、掲載した。
放射性セシウムの半減期は30.1年と比較的長く、原子力関連の事故における主要な汚染物質の一つである。福島第一原子力発電所の事故でも放出された。環境省のホームページには、放射性セシウムは長期間に渡り環境を汚染するだけではなく、化学的性質がカリウムとよく似ているため、人体に入ると全身に分布すると記されている。
土壌に蓄積された放射性セシウムを取り除く方法として近年注目されているのが、「ファイトレメディエーション法」と呼ばれる、植物を用いた除去法だ。これは植物を汚染地域に栽培し、汚染物質を吸収させてから回収するもの。土層を丸ごと入れ替えるといった他の方法と比較してもコストが低いため、注目を集めている。
関連記事
長年治らなかったPTSDが、呼吸で変わる――。9・11を生き延びた女性の実例と最新研究から、迷走神経刺激が心と体を静かに立て直し、回復を支える可能性を読み解く。治療に行き詰まる人に、新たな選択肢を示す一篇。
腰や足の冷え、夜間の頻尿は「腎の冷え」のサイン。粒のままの黒こしょうを肉と煮込むことで、温かさが下半身に届き、体の内側から静かに整っていきます。
「いつかやろう」が人生を止めてしまう理由とは?年齢や才能の言い訳、スマホ依存まで、行動できない心の仕組みを9つの理論で解説。今すぐ一歩を踏み出したくなる、背中を押す思考の整理術です。
「減塩=健康」と思い込んでいませんか。塩を減らしすぎることで起こり得る不調を、中医学と最新研究の両面から解説。体質に合った“正しい塩の摂り方”を見直すヒントが詰まっています。
避けられないと思われがちなマイクロプラスチックですが、日々の選択で暴露は減らせます。加熱調理や衣類、日用品の見直しなど、今日から実践できる具体策を科学的根拠とともに分かりやすく紹介します。