【医学古今】 便秘に効く鍼灸治療
長期にわたり便秘に悩まされている人は少なくありません。現在使われている便秘薬は、市販の漢方薬を含めて寒性のもの(熱を抑える作用がある)が多く、使用し続ければ、体を冷やし、胃腸機能がますます弱くなる可能性があります。また、便秘薬は一時的に便を通すだけで、根本的な解決方法ではありません。便秘体質を改善するには、鍼灸治療がお勧めです。
鍼灸治療の場合、体質によって使うツボが違います。長期に下剤を使用し、体が冷えて胃腸機能が弱くなっている人の場合、神闕(しんけつ)、大敦(だいとん)、照海(しょうかい)などのツボにお灸をすれば、割合良い効果が得られます。
神闕とは、つまり臍(へそ)です。臍の中に塩を入れてその上に豆粒ぐらいのもぐさを載せ、周りが温かくなるまで繰り返しお灸をします。1日1回か、1日おきでも良いでしょう。
関連記事
「朝活」は本当に正解なのか。30日間の実験が教えてくれた、続けることと休むことの意味。
「続ける力」は意志の強さではなく、“なぜそれをするのか”にあるのかもしれません。最新の心理学研究をもとに、習慣が続く人の共通点と、無理なく行動を継続するための考え方を紹介します。
健康や若々しさを意識して、ビタミンB3関連サプリを取り入れる人が増えています。しかし新たな研究では、NMNなどの成分が膵臓がん細胞を助け、化学療法の効果に影響する可能性が示されました。
頭痛は「ただの疲れ」とは限らない。くも膜下出血・急性緑内障・脳出血など、命に関わる危険なサインを早期に見分ける方法と、日常でできる予防策・ツボ押し・食事法を専門家が解説
週に一度の料理が、脳と体を同時に刺激し、認知症リスクの低下につながる可能性があります。家庭料理の意外な力とは。