【医学古今】 皮膚乾燥を防ぐ食養生

秋冬の時期に皮膚が乾燥して痒くなる人は少なくありません。その要因としては、血虚や津液不足によるものが多いのです。また、秋冬の時期には皮膚の表面を巡っている陽気が体内に収まり、それとともに体表の循環が弱くなり、皮膚に含まれる水分が少なくなる傾向があります。秋冬に補血、補津液の作用がある食品を意識的に摂取すれば、乾燥皮膚を防ぐ効果が得られます。食養生のメニューをいくつかご紹介しましょう。

 

リンゴ1個、牛乳カップ1/2、ニンジン1本、蜂蜜小さじ1/2。リンゴの皮を剥いて芯を取り、小さく切ります。ニンジンもきれいに洗って小さく切ります。鍋にカップ1の水を入れ沸騰させたあと、リンゴとニンジンを入れて再び沸騰させます。荒熱をとってからミキサーに入れ、牛乳と蜂蜜を加えて混ぜます。朝晩1回ずつ飲みます。このメニューは、補血、生津液の作用があります。

 

大きい梨を洗い、2つ割にして芯を取り、その穴に氷砂糖を入れます。梨を碗に入れて蒸し器で10分ほど蒸します。これを朝晩に分けて食べます。梨は津液を補う作用があり、皮がついたまま食べたほうがより効果的です。

 

▶ 続きを読む
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。