【医学古今】 皮膚乾燥を防ぐ食養生
秋冬の時期に皮膚が乾燥して痒くなる人は少なくありません。その要因としては、血虚や津液不足によるものが多いのです。また、秋冬の時期には皮膚の表面を巡っている陽気が体内に収まり、それとともに体表の循環が弱くなり、皮膚に含まれる水分が少なくなる傾向があります。秋冬に補血、補津液の作用がある食品を意識的に摂取すれば、乾燥皮膚を防ぐ効果が得られます。食養生のメニューをいくつかご紹介しましょう。
リンゴ1個、牛乳カップ1/2、ニンジン1本、蜂蜜小さじ1/2。リンゴの皮を剥いて芯を取り、小さく切ります。ニンジンもきれいに洗って小さく切ります。鍋にカップ1の水を入れ沸騰させたあと、リンゴとニンジンを入れて再び沸騰させます。荒熱をとってからミキサーに入れ、牛乳と蜂蜜を加えて混ぜます。朝晩1回ずつ飲みます。このメニューは、補血、生津液の作用があります。
大きい梨を洗い、2つ割にして芯を取り、その穴に氷砂糖を入れます。梨を碗に入れて蒸し器で10分ほど蒸します。これを朝晩に分けて食べます。梨は津液を補う作用があり、皮がついたまま食べたほうがより効果的です。
関連記事
目を酷使する毎日だからこそ、休ませ方が大切です。温湿布、目の運動、食事まで、目を整える実践ケアを紹介します
ステーキより安いレバーに、実は豊富な鉄分やビタミンが。捨てていた部位を見直すと、食費にも体にもやさしい食べ方が見えてきます
夏の肌は、紫外線と冷房で思った以上に乾きがち。メロンやスイカなど、食べて潤す5つの瓜類を紹介します
「一度老化した細胞は、もう若返らない」――そんな常識を覆す研究結果が注目されています。老化した細胞が免疫細胞の働きによって幹細胞へ戻り、傷ついた組織を修復する驚きの仕組みとは?将来の再生医療を変える可能性に迫ります。
骨密度アップに必要なのはカルシウムだけではありません。栄養士が教える5つの重要栄養素と、器具不要で始められる自重エクササイズ6選をわかりやすく解説。骨粗しょう症が気になる方にもおすすめです