合成写真(The Epoch Times)

中国の肺移植専門家、全人代で「臓器提供率を都市評価指標に」と提言 「臓器狩りの隠蔽」指摘も

3月5日開幕の全国人民代表大会(全人代)で、全人代代表で「中国の肺移植の第一人者」として知られる無錫市人民病院の陳静瑜副院長が、臓器提供率を「文明都市を評価する基準の一つ」にし、地方当局に臓器提供率の向上を促す提言書を提出した。

陳氏は4日、中国メディアのインタビューで、中国の臓器提供率が非常に低く臓器不足が深刻で、毎年約30万人の臓器不全患者が移植を必要としているが、移植を受けられるのは約1万人にすぎないと述べた。

陳氏によると、中国の保健当局は現在、「臓器提供率の向上」を最もランクの高い総合病院(三級甲等病院)の業績評価の一環としている。この評価はすべての病院に適用するだけでなく、地方政府が行政力で社会全体を動員し、臓器提供の雰囲気を作る必要があるという。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領が、習近平を異例の歓迎。米中首脳会談では台湾、レアアース、軍備増強、イラン支援など、両国の核心問題が議題となる見込みだ。
イタリアからインドネシアへの空母譲渡を機に激変する東南アジアの安全保障を解説。中国の海洋進出に対抗するドローン空母構想や南シナ海・太平洋を巡る米中綱引きの最前線に迫ります
中国・湖南省の警察が上海のIT企業経営者を拘束し、釈放の見返りに1億元(約23億5000万円)を要求したと報じられた。地方財政の悪化を背景に、管轄外企業を狙う「遠洋捕撈」への懸念が広がっている
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した
習近平訪米を機に、中国で不当拘束されている政治犯の家族らが米政府へ釈放の働きかけを求めている。信仰や言論の自由を理由に引き裂かれた家族の苦境と、風化にあらがい希望を繋ぐ支援者らの声を追った国際人権レポート