≪医山夜話≫ (31)
人生の舞台
診療所に務める以前から「患者からの社交的な誘いは受けない」というルールを自分に課してきました。医者の職業道徳を保ち、患者に対して感情移入することを避けるのが主な目的ですが、日常の世俗的な人間関係から離れてトラブルを避けたいという理由もあります。
しかし、いつもその通りにはいかないものです。最初は友人でしたが、後日私の患者になった人もいれば、以前私の患者でしたが、後日友人になった人たちもいます。Kさんは、後者のうちの一人です。
Kさんの職業は女優で、地元では有名人でした。彼女は高い学歴を持っていませんが、美人で心のとても優しい人です。以前、彼女が蜘蛛を紙に包んで外に放してやるところを見たことがあります。また、Kさんは頻繁にボーイフレンドを変えていました。ある日、彼女から「結婚するの」と告げられ時、私はカレンダーに「結婚式」と書き込みました。
関連記事
自分を許せない背景には、過去へのとらわれや強すぎる責任感が関係することがあります。責任を受け止めながら心を軽くする視点を紹介します。
突然の動悸や脈の乱れは、一時的なものだけでなく危険な不整脈の可能性もあります。受診の目安や発作時の対処法を医師が解説します。
春に悪化しやすい喘息、その原因は「炎症」にあった?最新研究が示す治療の変化と、発作を防ぐための生活の工夫をわかりやすく解説します。
鳥を見たり鳴き声に耳を澄ませたりすることは、不安や孤独感を和らげ、心を今に戻す助けになる可能性があります。気軽に始められる自然の癒やしです。
薬だけに頼らず、運動と生活習慣で進行にブレーキをかける——パーキンソン病と向き合う新しいアプローチをわかりやすく解説します。