ケーキを食べなくても、死ぬわけではありません。しかし街にケーキ屋さんは必要なのです。テーブルに花を飾らなくても、生活できないわけではありません。しかし、やっぱり花屋さんは、なくてはならないのです。全てのお店が、本当に必要なのです。
飲食のお店も、観光関係の業者さんも、なんでこんなに辛い目に遭わなければならないのでしょう。私には理不尽にしか見えません。
先日、NHKのドキュメンタリー「決断の冬、浅草 下町経営者と信用金庫」を見ました。緊急事態宣言下で客数が激減、事業継続のため奔走する経営者とそれを支えようとする地元の金融機関を描いていました。「老舗の暖簾を守り、しかも従業員を解雇しない」。そのために命懸けで奮闘する下町の社長さんたちの姿は、涙なしでは見られませんでした。
どうか皆さん、お元気で。
(慧)
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