【わたしの好きなもの】薄手麻と厚手麻のプルオーバー
3シーズン着回す最強トップス
薄手麻と厚手麻のプルオーバーは、春からずっとお世話になっている私のヘビーローテーションのトップス。
「薄手麻ニットのプルオーバー」はお気に入りすぎて、昨年に続きもう1枚色違いを追加しました。
うっすらと透け感があるけれどインナーが目立つことはなく、軽くてサラッとしていて、とにかく着心地が抜群。
夏は、この七分袖くらいが日除けになってちょうどよく、秋口のこの時期も、昼の日差しや夜の冷えに対応してくれて、春夏秋の3シーズンにわたって週2で着ていることもしばしば。
それだけ着ても、2年目でもくたびれた感はなく、やわらかさが増して身体に馴染んで着心地のいいこと。
シンプルにデニムと合わせることが多いのですが、テロンとした生地感でやわらかい女性らしさがあるので、スカートにも合わせやすく本当に出番の多いトップスです。
「厚手麻ニットのプルオーバー」は、薄手麻より生地がしっかりしている感じで、白以外は透け感がなく、白でもなんとなくぐらいしか透けません。
こちらは、薄手麻よりもカジュアルに着こなすことが多く、チノパン、デニムなどのパンツスタイルに合わせています。
また、薄手麻と比べて少しゆとりがあるので、休日に家事で体を動かしても、ゴロゴロしていても窮屈な感じがしないんですよね。
薄手麻と同様、春夏秋と活躍するトップスですが、今年はあまりに暑く、「厚手麻ニットのプルオーバーフレンチ袖」も週2くらいでローテーションに組み込んでいました。
(お気づきかもしれませんが、夏はほぼ薄手麻と厚手麻を交互に着て過ごしていました)。
どちらも麻100%で、さらっとした着心地に、チクチクなど一切感じられないなめらかな肌触り。
麻素材の不思議なところは、暑いときは涼しいし、朝晩の冷え込み時はふんわり空気をまとったようなぬくもりがあって、寒くない。
よく「呼吸しているような素材」と言われますが、気温湿度に合わせて呼吸して、着ている人に 「ちょうどいい体感温度肌」を保ってくれるんです。
洗濯も、ネットに入れておしゃれ着洗いして、干す時にパンパンッとシワを少し伸ばすように干せば、アイロンいらずで着られます。
朝晩気温差があるこの時期に、ジャケットやパーカーの中に着るのにもちょうどいい。
このプルオーバーたちは、本当になくなると困る最強のトップスです。
編集担当 平井
提供:中川政七商店の読みもの