新唐人テレビのインタビューを受ける矢板明夫氏(熱点互動)

「中国は世界で一番幸せな国だと思っていた」 矢板明夫氏が洗脳体験語る

産経新聞の矢板明夫・台北支局長は、4月4日に行われた新唐人テレビの情報番組「熱点互動」のインタビューで、子供の頃に中国共産党に洗脳され、帰国後に日本社会との対比で嘘から目が覚めたと語った。

中国で生まれ、中国残留邦人2世として育った同氏は、1988年に15歳で中国を離れ、日本に戻ってきた。慶応義塾大学を卒業後、松下政経塾に入塾、ジャーナリストとして活躍している。

矢板氏はインタビューで、「私が小中学生の頃は、基本的に『中国人が世界で一番幸せだ』『中国共産党が一番偉い』という概念を毎日教えられていた。考えることも判断することもできないほど幼かった私は、自然にこの教えを受け入れた」と説明した。

▶ 続きを読む
関連記事
米国駐武漢総領事館が年収8万元超の清掃員を募集し、中国SNSで大きな話題に。小卒以上・英語初級で応募可能な明確条件は、中国企業の低賃金・不透明求人と対照的で、外資と内資の待遇格差への不満も噴出している
中国のブロガーによれば、7月末以降に行方不明者を探す動画が全国で299本投稿され、行方不明者は各地で出ているという。主な対象は10代や20代から30代前半の若者で、大半が男性だという。
日系企業に「ありがとう」と感謝を伝え、補償金額を語っただけで動画が削除された。理由は「ぜいたく自慢」。中国では、報われた話そのものが許されないのか。
中国でフードデリバリー配達員が数百人規模で抗議。警察が介入し強制排除。年末の中国に漂う不穏な空気が、現場からにじみ出ている。
今年も中国でサンタが捕まった。ツリーは並ぶのに、サンタは捕まる。そして派出所はサンタでいっぱい。OKとNGが分かれる、中国のクリスマス事情