【医学古今】
踵の痛みに手首のツボ
踵(かかと)の痛みには腎経と膀胱経のツボを取って治療します。ところが手首内側にある大陵(だいりょう)というツボで非常に良い効果が得られました。
患者さん(60代の女性)は頚腕症候群と左手中指の腱鞘炎で鍼灸治療を受けています。2カ月ほど前に、一度右足の踵の痛みを訴えた時、腎経と膀胱経のツボを取って治療するとすぐ症状が取れました。
しかし、また同じ症状が現れました。前回の経験を踏まえて、同じように腎経と膀胱経のツボを取って治療しても、今回は症状が取れませんでした。
悩みましたが、ある書物の「大陵穴で踵の痛みを治療できる」という文言を思い出しました。そこで両手の大陵穴に刺鍼しました。すると、踵の痛みが完全に消えました。
このような経験的な治療法は理論的に説明しにくいのですが、うまく使えば非常に良い効果が得られます。
鍼灸医療にはこのような経験的な治療法がたくさんあります。先人の経験を多く吸収すればするほど、治療技術も上達すると感じています。
(漢方医師・甄 立学)
関連記事
釈迦牟尼佛が父王の死に際し、人生の無常や執着を超える道について語り、難陀に出家を促すまでの感動的な物語。
断食の基本は「賢く食べること」 老廃物を輩出し、細胞を健康にして免疫力を高めるために、食べない時間を決めることなのです。顔中に吹き出物があった人が断食をして、吹き出物がきれいに消えた人を見たことがありますが、本当に美しい肌になりました。
香港で唯一の「レゴ認定プロビルダー」の洪子健さんのチームは最近、長さ26メートル、幅1.78メートルの中国絵画の至宝「清明上河図」を再現し、ギネス記録に認定した。
歳を取れば更年期障害。しかし、心を磨いてきた人にはなんてことはない。気分が軽いということは執着が少ないということ。どんな欲望や執着に対しても、離れて淡々とすると、体は軽くなる。
プロのテクニックで南向きの窓もピカピカに!筋を残さず仕上げるためのスキージー技術と道具の選び方を解説