【医学古今】
右殿部痛の鍼灸治療
ある患者(70代男性)さんが、右殿部の痛みで鍼灸院を訪れました。彼は3カ月前から痛みが出始め、立っている時と歩く時に痛みを感じていましたが、最近、痛みが強くなり、横になっても寝返りの時にも痛みを感じるようになりました。整形外科で写真を撮っても骨に異常はありません。調理師なので立っている時間は長いようです。
体は比較的丈夫で、臀部の痛み以外に他の健康問題は特にありません。舌質は暗青、舌苔は白くてべたつき、脈は緩滞、下肢に細絡(皮膚表面に浮き上がった細い血管)が多い。これらの情報から「寒湿停滞、経脈瘀阻」による筋肉痛だと判断しました。
これに対して、患側(かんそく、痛みのある側)の居髎(きょりょう)、環跳(かんちょう)、風市(ふうし)、陽陵泉(ようりょうせん)、飛揚(ひよう)、坵虚(きゅうきょ)などのツボに鍼を刺した上で、居髎と環跳に温灸しました。治療後、痛みがかなり緩和しました。来る時は足を引きずっていましたが、帰りには軽やかな歩調で歩きました。その後、週一回の治療で、3回目の治療後は、夜も昼も痛みが殆ど無くなり、ただ夕方疲れた時に痛みを感じるぐらいになりました。
(漢方医師・甄 立学)
関連記事
釈迦牟尼佛が父王の死に際し、人生の無常や執着を超える道について語り、難陀に出家を促すまでの感動的な物語。
断食の基本は「賢く食べること」 老廃物を輩出し、細胞を健康にして免疫力を高めるために、食べない時間を決めることなのです。顔中に吹き出物があった人が断食をして、吹き出物がきれいに消えた人を見たことがありますが、本当に美しい肌になりました。
香港で唯一の「レゴ認定プロビルダー」の洪子健さんのチームは最近、長さ26メートル、幅1.78メートルの中国絵画の至宝「清明上河図」を再現し、ギネス記録に認定した。
歳を取れば更年期障害。しかし、心を磨いてきた人にはなんてことはない。気分が軽いということは執着が少ないということ。どんな欲望や執着に対しても、離れて淡々とすると、体は軽くなる。
プロのテクニックで南向きの窓もピカピカに!筋を残さず仕上げるためのスキージー技術と道具の選び方を解説