医山夜話
違う法門の修煉(1)
ボビーと私は十数年来同じ診療所に勤務し、ほぼ同年齢ということもあって仲良くしています。彼女は心理学科の医者で、時々、私達はお互いに自分が治せない患者の治療で助け合ったりしていました。
ボビーはとても敬虔にヒンドゥー教の一種を信仰していて、私にもそれを薦めました。当時の私は、食べ物に対する嗜好が捨てられませんでした。彼女の宗教は肉を禁じ、緑色野菜だけを食べるという規律があったのです。私はそれとなくやんわりと彼女からの誘いを断りました。
ある日私は、「あなたの宗教が肉を禁じている点は、理解できるわ。中国の僧侶も肉を食べないから。でも、中国の僧侶は豆の加工食品などを食べているけど、あなたたちは緑色野菜しか食べないんでしょう。冬になると、野菜の葉も黄色になるわよ」とボビーに言いました。
関連記事
「いい塩梅」の語源は、文字どおり塩と梅。梅を漬けると生まれる梅酢と塩の加減から生まれた言葉は、やがて人間関係や国を治める知恵を表す言葉へと広がっていきました。
寛大な人は特別な性格だからではなく、周囲の人の気持ちや変化に気づく力が高いのかもしれません。研究が示す「寛大さを育てる方法」を紹介します。
慢性炎症は、老化や糖尿病、認知症など多くの病気の背景にあると考えられています。専門家が、免疫バランスと腸内環境の関係、そして健康寿命を延ばすために今日からできる習慣をわかりやすく解説します。
肩や首の痛みの原因と対処法を、リハビリ専門医が解説。正しい座り方・枕の選び方・毎日できる3つのストレッチで、慢性化する前にセルフケアを始めましょう
30代、40代のビタミンD不足が、将来の脳の健康に影響するかもしれません。最新研究では、認知症の症状が現れる何年も前から脳に変化が起きる可能性が示されました。今からできる対策をわかりやすく紹介します。