【医学古今】

肘関節痛の鍼灸治療

損傷性、変形性、炎症性など、急性、慢性の関節痛は、いずれも鍼灸治療で改善効果が得られます。時に、驚くほど早く効果が得られる場合もあります。

 先日、2年前から左肘関節に痛みのある患者さんを治療して、とても良い効果が得られました。この患者さんは2年前に左肘関節痛を発症し、整形外科で検査を受けましたが、特に異常は見られませんでした。局部に注射すると、痛みは暫く治まりますが、すぐにもとに戻ってしまいます。とる姿勢によって痛みを感じ、重い物を持つと特に強い痛みを感じていました。外観上は問題が見られませんが、局部に圧痛を感じていたのです。

 この症状に対し、左肘の周囲の曲池(きょくち)、尺沢(しゃくたく)、手三里、肘髎(ちゅうりょう)などのツボと、それ以外にも、左手指付け根の辺りの後谿(ごけい)、三間(さんかん)などのツボを使って、鍼と灸を併せて治療を施しました。

▶ 続きを読む
関連記事
頭痛は「ただの疲れ」とは限らない。くも膜下出血・急性緑内障・脳出血など、命に関わる危険なサインを早期に見分ける方法と、日常でできる予防策・ツボ押し・食事法を専門家が解説
週に一度の料理が、脳と体を同時に刺激し、認知症リスクの低下につながる可能性があります。家庭料理の意外な力とは。
出会いを広げるはずのマッチングアプリが、知らないうちに心を疲れさせているかもしれません。最新研究から見えてきた、孤独感や不安、自尊心への影響と上手な付き合い方を探ります。
呼吸、水、自然、沈黙など、数分でできる小さな習慣がストレスを和らげる助けに。今日から試せる10の方法を紹介します。
何気なく家の中を歩き回るだけでも、体は喜んでいるかもしれません。軽い活動が健康を支える理由とは。