Pixabay
≪医山夜話≫ (18)

薬物依存から抜け出した少女

人間は意志が強くなければ、何かに依存しやすいものです。最初はよいものだと思い、少なくとも悪いものだとは思っていなかったのですが、いったん引っかかると、やめようとしてもやめられなくなります。時には、そのために命まで奪われることもあります。このような最悪の結果は、事前に予測することができません。

 鎮痛薬を頻繁に服用し、とても危ない目に遭った患者の事例を紹介しましょう。

 テーラーは数年前に腰を捻り、痛み止めのアスピリンを飲み始めました。最初の規定量は1時間に1~2錠だったのですが、徐々に1時間に10錠とどんどん量を増やしていきました。その後、腰痛は足にまで影響し、片足に痛みや痺れ、坐骨神経痛も現れました。彼女が飲む鎮痛剤もランクアップし、薬局で誰もが買えるような普通の鎮痛剤は効かなくなりました。

▶ 続きを読む
関連記事
機内での快適さは持ち物で変わります。客室乗務員が実際に携帯する必需品から、乾燥対策や体調管理、トラブル対応まで、旅を快適にする工夫を紹介します。
春になると増えるめまいや不眠、実は「肝」からのサインかもしれません。中医学の視点で原因をひも解き、日常で無理なく取り入れられる養生法や食事の工夫をわかりやすく紹介します。
お金では満たせない「人生の意味」は、日々の小さな選択から生まれます。今日から実践できる4つの習慣で、毎日をより充実させるヒントをわかりやすく紹介します。
歯ぐきの出血、実は栄養不足のサインかも?見逃しがちなビタミンC不足の可能性や、日常で気をつけたいポイントを医師の解説とともにわかりやすく紹介します。
春の強い風は体内のバランスを乱し、震えやめまい、不眠などを引き起こしやすくなります。日常の食事で肝と体調を整える、やさしい食養生を紹介します。