北京の医師、中国のがん治療の闇を暴露 「過剰治療が横行」
北京大学第三病院の腫瘍内科医である張煜(チョウ・イウ)氏は先月、中国のがん(悪性腫瘍)治療業界の闇を暴露し、話題となった。その後、中国の保健当局が介入し、がん治療は「おおむね規範通り」に行われているとの見解を発表。これに異議を唱えた張氏は、当局の専門家を交えた公開討論会を呼びかけた。
中国政府の公式統計によると、2020年の中国におけるがん罹患者数は457万人、がんによる死者数は300万人だった。張氏は4月18日、中国最大のQ&Aプラットフォーム「Zhihu(知乎)」への投稿で、中国のがん死亡率の高さは、治療が困難な一部の末期がんを除いて、(金儲けを目的とする)過剰治療によるところが大きいと指摘した。
張氏によると、製薬会社からのキックバックを増やすために、がん患者に高額な薬を処方したり、不必要な治療を強要したりする医師が多い。その結果、がん治療には費用がかかるだけでなく、効果も期待できない。多くのがん患者は、騙されることを恐れ、通常の病院で治療を拒むことがある。
関連記事
中共軍で高級幹部研修が実施された。専門家は、習近平による軍掌握強化と、軍内部の動揺を反映しているとみている
中国経済の低迷が続くなか、新一線都市とされる杭州でも景気悪化が目立っている。商業街では空き店舗が増え、不動産価格の下落や就職難も深刻化。市民からは、貯蓄を取り崩して生活しているとの声も
「行政はみんな知っていた」。中国でまた「現代の奴隷」のような実態が発覚。身元不明の障害者は、廃品回収場で長年働き、トラックの荷台で暮らしていた
中国で「バス離れ」が加速。利用者は激減で、各地で運休が相次ぐ。今では人も荷物も運ぶ
中共の官製メディアが毛沢東時代の「三大改造」を相次いで称賛。専門家は、経済低迷に直面する中共が新たな「公私合営」を画策し、民営企業への強権的な締め付けや資産収奪、さらには台湾有事を見据えた戦争準備のシグナルを発していると警告