中国本土で感染者急増 当局、マラソン大会や博覧会など行事延期

中共ウイルス(新型コロナウイルス)国内症例0人を発表してきた中国で最近、各地から感染者が相次いでいる。中国当局は国際的なイベントなどを延期し、発生地域を封鎖するなど強硬策を取っている。一部では地元住民への強制的なPCR検査など人権問題も報告されている。

中国・遼寧省営口市当局は5月15日、市内の「金子写真スタジオ」で新たに13件の感染事例を確認したと発表した。当局の公式報告書によると、感染者はすべて同スタジオの従業員で、同月13日に中国・安徽省から来た陽性者2人の濃厚接触者であると報じた。

いっぽう、安徽省疫病予防管理局は14日、陽性者の一人が遼寧省で感染したと発表した。両省とも発生源であることを否定している。

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