Pixabay
【医学古今】

灸療で痔を退治

 痔は、一般的によく見られる病気の一つです。これに対する治療法はたくさんありますが、一番簡単で効果的なのはお灸です。

 漢方医学の古典『医宗金鑑』には、次にように記載されています。第2腰椎と第3腰椎の間、中心線から1寸(患者自身の親指指節関節の横幅)離れたところに痔を治療するツボ・奇穴(きけつ)があります。このツボにお灸をすれば、長年患っている痔にも非常によい効果があります。

 施灸法としては、米粒大のもぐさで両側のツボに各々9回施し、治るまで週2回お灸をすれば良いでしょう。灸療はかなり熱い(痛い)のですが、この方法がおそらく一番経済的で苦痛が少なく、便利な方法です。

 

▶ 続きを読む
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。