バッシングから一転 中国、テスラ引き留め 撤退回避のためか
これまで中国で拡大してきた「テスラバッシング」は、反転の兆しを見せている。中国メディアは最近、電気自動車(EV)メーカーの米テスラをめぐる報道が間違っていたとして謝罪した。
5月24日、温州汽車工程学会が公安当局の委託を受け、昨年8月に起きた温州テスラの事故に関する調査結果を公表した。テスラ本社のデータセンターが保有する関連データと事故車両のEDR(ドライブレコーダー)のデータを比較したところ、「衝突前にドライバーはブレーキペダルを踏まず、アクセルペダルを踏んでいた」ことが判明し、テスラ社に有利な結論となった。
テスラのWeibo公式アカウントは5月28日夜、「類星チャンネル」や「五商文化」「鳴金網」などセルフメディア6社が、「不正確な報道」をしたとしてテスラに公式に謝罪したと発表した。
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