インド南部ケララ州の村で病死したゾウの調教師の葬儀に、弔問のため会いに来たのは、故人の「親友」のゾウでした。(写真は本文とは関係ありません)(Pixabay)(Pixabay)

「万物に魂がある」 死んだ恩人の弔問に現れた老ゾウ

アジアゾウといえば、中国雲南省の森林にいたゾウの群れ10数頭が先日、なぜか省都・昆明の市街地まで「遠征」してきて大騒ぎとなり、人々の驚きを買いましたが、こちらの話題は、悲しみの中にもしみじみとした情愛を感じさせるお話です。

インド南部のケララ州にある村で6月3日、ゾウの調教師をしていたナールという男性がガンで死亡しました。ナールは、人生の全てをゾウとともに過ごし、村の誰からも尊敬されるゾウ使いの名人だったのです。ナールが、生涯をかけてゾウの調教をした歳月は60年にも及びます。

そんな人徳者であったナールの葬儀は、村を挙げての盛大なものになりました。悲しむ遺族の泣き声が響くなか、25キロの道を歩いて葬儀に駆け付けたのは、なんと年老いた1頭の雄ゾウでした。

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