大紀元

【医学古今】 見えない経絡の実体

 現代医学の解剖学では、網のように全身に張りめぐらされている血管と神経を見ることができます。しかし、漢方医学に記載されている経絡の存在は現在も確認されていません。

 漢方医学の理論によれば、経絡は網のように全身に張りめぐらされており、中に真気(しんき)が流れています。経絡の上にツボが分布しており、これが鍼灸治療の時に刺激するポイントになっています。経絡は鍼灸治療だけでなく、漢方医学のすべての治療、例えば推拿(すいな)、按摩、点穴(てんけつ)、整骨、生薬治療などにも欠かせない理論の一つです。

 病気の発生原理について、漢方医学では、経絡の流れの滞りに関わっているとみています。何らかの原因で経絡の流れが悪くなったところに病気が発生します。鍼灸治療や漢方治療も、主に経絡の流れを邪魔するもの(邪気)を除去し、その流れを回復する事を目的としています。

▶ 続きを読む
関連記事
中医学では、顔色、目の下のクマ、唇や舌の色、あご周りの変化などを、体調を知る手がかりの一つと考えます。診断ではなく、健康を見直すサインとして紹介します。
音や音楽は、気分だけでなく心拍やストレス、睡眠にも関わる可能性があります。音楽療法と音による癒しの違い、日常での取り入れ方を紹介します。
なかなか眠れない夜におすすめの就寝前エクササイズ6選。山のポーズ、ワイパー運動、ボックス呼吸法、漸進的筋弛緩法など、ベッドの中で簡単にできるストレッチで心身の緊張をほぐし、質の高い睡眠へと導きます
頭に浮かぶ考えは、本当にすべて自分自身のものなのでしょうか。脳科学や心理学、哲学、宗教、文学の視点をたどりながら、思考が生まれる仕組みと、それに振り回されず自由に生きるためのヒントを探ります。
新研究では、植物由来の肉や乳製品の代替品に、動物由来製品より多くの添加物が含まれる傾向が示されました。