中国漁船団の違法・無報告・無規制漁業で、食料安保が脅かされる
サッカースタジアムを包み込めるほど巨大な地引き網を使用する特大の中国籍トロール船がインド太平洋全域で漁業を展開している。こうしたIUU漁業(違法・無報告・無規制漁業)により、米領サモア、グアム、ハワイの海域といった地域の食料安保が脅かされている。
太平洋島嶼諸国にとってIUU漁業は国家安保の脅威ともなる。 トンガ議会のフシトゥア(Fusitu’a)貴族代表議員はFORUMに対して、「トンガ海軍がEEZ[排他的経済水域]全域を取り締まることは無理である」とし、「中国が当国の排他的経済水域を侵害していることに疑いの余地はなく当国の食料安保にももちろん影響が及んでいる。しかし、最も懸念しているのは中国による侵害の理由である」と述べている。
米国と「二国間海洋法執行(MLE)シップライダー(乗船)協定」を締結しているトンガの法執行官は、米国沿岸警備隊(USCG)の船舶に乗り込んで自国の排他的経済水域における違法行為に対処することができる。
関連記事
ガラパゴスからガーナ、西フィリピン海に至るまで、中国の漁船団が権力行使の手段として用いられていることは明らかだ
豪州に影響が及んだ世界的な乳児用粉ミルクの回収について、発生源が中国・武漢のバイオテクノロジー企業に特定された。
ヨハン・ヴァーデフル独外相は2日、シンガポールで、ドイツは米国と中国の間で「等距離を保っているわけではない」と表明し、米独関係が依然として重要との認識を示した
台湾・衛生福利部食品薬物管理署は3日、最新の水際検査違反リストを公表した。知名度の高い飲食チェーン2社が、それぞれ委託業者を通じて中国から輸入した食品用容器包装に不備が見つかり、蛍光増白剤の検出や溶出試験不合格などが確認された。
トランプ米大統領は、メキシコがキューバへの石油供給を停止する可能性があると述べた。供給が止まれば、エネルギー不足が続くキューバで全面的な停電に陥る恐れがある