バングラデシュ、「一帯一路」建設予算を大幅削減 中国が出資撤回に言及
バングラデシュ政府が「一帯一路」のインフラプロジェクトを見直し、予算を削減したのを受け、中国側は同プロジェクトへの出資を取りやめると発言した。そのため、バングラデシュは北京に対して、資金提供の意思について確認を行い、「出資しないなら、他のルートで資金調達する」としている。
日経アジア6月28日付によれば、バングラデシュ政府は、中国企業が鉄道建設の費用を3倍に水増ししていることを発見したため、2つの鉄道プロジェクトの予算を合わせて5.72億ドル(約632.5億円)削減したという。中国は投資の撤回に言及したという。
中国は、予算が削減された1つの鉄道プロジェクトへの資金提供の拒否を明言した。別の鉄道プロジェクトについても、「中国の請負業者は引き続き施工しないだろう」とした。
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