テキサス州ユバルディの市庁舎で地図を眺めるドン・マクラフリン市長(Charlotte Cuthbertson/大紀元)

密入国者が学校付近に出没 米国南部国境地帯で休校相次ぐ

メキシコと隣接する米国南部国境地帯では、密入国者問題に歯止めがかかっていない。南米などからやってくる不法移民の密入国を仲介する業者が暗躍し、事態を悪化させている。国境に近い地域では密入国者が学校の付近に出没するようになり、警備が手薄な地域は休校を余儀なくされている。

ユバルディ市長のドン・マクラフリン氏は取材に対し、密入国者の「放出」により、地元の学校が頻繁に封鎖されていると述べた。

「放出(ベイルアウト)」とは、現在アメリカ南部国境地帯の町で頻繁に使われている言葉であり、法執行機関が密入国者を大量に乗せた車両を摘発する際に、密入国者が車両から一斉に飛び出すことを指す。

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