<オピニオン>
中国はどうアメリカ人の考えを変えているのか
アメリカの軍事・防衛費は年間およそ7000億ドル。一方、それより遥かに少ない費用で対米戦略を成功させているのが中国だ。中国は、アメリカのメディアを掌握すれば、人々の考えを変えられることを知っている。アメリカ人ジャーナリストの「良心」は買えなくても、十分なお金を使えば「好意」が得られることを、中国は熟知しているのだ。
保守系メディア「ナショナル・パルス」は昨年、中国共産党の宣伝を担当する少なくとも1つのグループが、アメリカのメディア50社から120人以上を選び、無料の視察旅行に招待していたことを明らかにした。その見返りはもちろん、中国共産党に関する好意的な報道である。記者たちは中国の主要都市で政府関係者と会い、文化遺跡や企業を視察しながら、「中国の様々な分野における発展」を見学するツアーに参加したという。
旅行を手配したのは、中国・米国交流基金会(CUSEF)である。米中安全保障検討委員会の調査報告書によると、CUSEFの設立者は初代香港行政長官の董慶華氏で、現在彼は「統一戦線」を管轄する中国人民政治協商会議(CPPCC)の副主席を務めている。
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